#phpcon 2025 に登壇しました
はじめに
表題の通り、 PHP Conferenceに登壇しました。
ぺちこん登壇は2年ぶり2回目でした。
発表したこと
Webブラウザのレンダリングエンジンという、Webページを描画するソフトウェアについて詳しく発表しました。
レンダリングエンジンについては、ネット上の参考資料が豊富なため、この資料のAppendixから深堀りすると良いと思います。
(レンダリングエンジンの挙動について、図解した資料は少なかったため、下記資料はそれらを補えているはず)
発表のモチベーション
世は大AI時代、、、(AIを使い倒すことは前提だが、)コンピュータサイエンス(以下CS)に通ずる基礎がある前提だからこそ、LLMの回答をジャッジし、初めて仕事のアウトカムにできるよな、、
AIは調査 & 壁打ちに使うけど、CSの基礎がないとLLMに振り回される、、、
まずはCS力を少しでも補強したい、、と思い、「使ったことはあるけど中身をよく知らない巨大なソフトの仕組みを理解できれば、とりあえずCSを理解する地力は得られるのでは?」と思い立ち、ブラウザの実装について深堀りしてみました。
※ つらつらとモチベーションを並べたが、「よく使っているのに知らないのは気持ち悪い」とか「知りたい!」の部分が大きかったかも
振り返り
pros
- 図解のため、「めっちゃわかりやすい」との評価はいただけた。
- なるべく読ませないスライドを意識したため、時間をかけた甲斐はあった。
- 資料としては完成度が高かった
- 発表時間が会場の最終枠だったため、会場下見やスライドの微調整の時間が多めに取れた。
- 初めて25分間セッションをやりきった。
- 実業務をやりつつ上記をやるのは結構大変なので、(外向きに見ても)ある一定の実績にはできるはず。
cons
- お客さんが入らなかった。
- 他のセッションが多かった、というのも一因かもだけど、やっぱりテーマがニッチ過ぎた (正直資料見とけばそれでいいや、、となってしまった)
- 資料作成が大変すぎて、しぬかとおもった
- 業務が忙しい中で67枚スライドを作り、HTML仕様書などを見て「本当に内容に間違いがないか?」 をチェックするのが大変だった、、、(テーマのコスパが悪かったかも、、、)
- 当日の発表3時間前に完成した、、、
- 土日のいずれかは資料作成に潰していたので、ワーク & ライフともに効率が悪いのは明白、、
next action
- テーマをトレンドに合わせてみる
- 最近のトピックで最もホットなのはAI、というのは事実。
- みんなが悩んでそうなテーマを考えてみる
- 懇親会であった方々は、だいたい弊社と同じような悩みを持っていた(チームのサイロ化とか)。それに対してアプローチした経験を語ってみるとか?
- 知識ベースでなく、自分の体験ベースを語る
- どこにも書いてないので、聞きに行かないと聞けない
面白かった発表
正直スライド作成が大変すぎて他の発表をあまり見れてません(本当にすいません)
その中でも下記のLTは特に印象に残った。
話の聞かせ方も巧みで、「奥さんに怒られないように」とかフフッと笑える話 & 技術的な話を織り交ぜ、5分のLTに引き込まれた。
まとめ
めちゃくちゃ大変だったけど、チャレンジした甲斐はあった。 (やらなかったら後悔してたはずだし)
next actionを実行しつつ、近い内に何らかのカンファレンスで登壇したい。
以上。