社内で求められる動きがマネジメント?っぽい役割になってきたので設計のやり方等を俯瞰すべく下記の積読を消化。
仕事で色々あって2ヶ月かかったが、通読できたのでメモ。
概要
エンタープライズ系の硬めのシステムを中心に、ウォーターフォール開発のシステム設計について全体を俯瞰できる本。
自分はコーディングやリファクタなど、いわゆる後工程に携わってきた人間なので、要求分析などの知識不足を痛感していた。
この本を読めば伝統的なウォーターフォール開発でやることはリストアップされ、タスクの解像度が上がるはず。
それぞれの工程は前後でトレースできることが徹底されているため、複雑で手がつけられなくなった既存システムの仕様解析なども対応できる。
対象読者はIT業界3年目程度と思われる。
読み方
前半は「情報システムの使命」などかなり大事な考え方が書いてあるため一旦前半を読んだ後、設計の進み具合に応じて対応する章(データ設計, プロセス設計など)を読めば良さそう。
ぶっちゃけ1章を読んでおけば後は必要に応じて、という感じ。
参考に読書時のメモは下記。
終わりに
自分が関わったPJではアジャイルだからと、あまり設計せずに突き進んで後で痛い目を見る、、、なんてことがあったような、、、
若干古い本だが、積読を掘り起こした甲斐はあったと思います(毎度偉そうにすいません)