【読書メモ】わけるとつなぐ
業務中、自分が提出した行動計画に納得感が持てず、上司に勧められ下記の本を購入。
いつも通り上から目線の読書記録としてメモ。
感想
自身のキャリアの中では、ちゃんと考えて実装したの?、のような詰められ方をする経験が多く、自分なりに悩んでたんだけど、、、そもそも何をすればちゃんと考えたことになるの?、と悶々としていた。
この本では論理的思考(≒筋が通っている)はすべて 「わける」 + 「つなぐ」で説明できる、とあり、小説形式で読者が納得できるよう設計されいる。
また、難しそうな横文字用語もほとんど出てこないため、実際の業務でもいろいろな場面で即応用できる考え方だと感じた。
注意点としては、読みっぱなしは避け業務で即応用すべき。なぜなら実務で実践して初めて価値の出る書籍なので。
まとめ
今回は「わけるとつなぐ」を読んだ。
1~2時間あれば読める本なので、難しそうな本に手を出す前にぜひ読んでほしい。
以上。
PHPerKaigi 2024に登壇してきました。
タイトルの通り、PHPerKaigi 2024にルーキーズLTで登壇してきました。
登壇内容はこちら
スライドはこちら
反省
- 前回登壇した PHP Conference 2023 とは違って、カンペを見ずにスライドを読んだので、お客さんの反応を見ながら発表できた。
- 映像形式ではあるが、音を出すデモが成功してお客さんのインパクトは残せた。
- 会場のテンションに引っ張られて若干早口になってしまった。
- 映像形式でなく、実演でデモしたほうが良いのでは? という意見があった。
- 5分間だと伝える内容の深さに限界を感じ始めた。
聞いた発表のメモ
新たな言語の勉強の一貫として、CLIツールの実装は試したことはあるが、突き詰めるとWebアプリ開発と変わらない奥深さを感じた。
特にUXの話? (人を対象とするか、機械を対象とするか、いずれにせよ使うのは人) は実装に夢中になっていると置き去りにしてしまうことが多く、今後予定している業務では特に大事な領域のため、常にユーザー目線を持てる活動(UXデザインの勉強など)を始めたい。
Wasmと言語処理系の実装にフォーカスしたトーク。
なぜWasmが流行っているのか(ポータブル、速い、安全)、言語処理系を実装する楽しさ(理解を超えたものが突然動き出す瞬間)、など著者の圧倒的な技術バックグラウンドに裏打ちされたモチベーションは説得力がすごい。(語彙力)
そのような領域に少しでも近づけるよう、日々少しずつ技術者として基礎学習(CSとか)を継続したい。
まとめ
有料のカンファレンスへの登壇は初めてだったが、UXの良さが段違いだった。(長谷川さんがすごすぎる)
また機会があれば、何らかの形で関わりたいと感じたカンファレンスだった。
(2日目は起きれず参加できませんでした)
次なにかのカンファレンスで登壇する際は、なんとかして15分~20分のトークをしたい。
以上。
【感想】世界一流エンジニアの思考法 を読んだ
世界一流エンジニアの思考法、を読んだ(1ヶ月前に)
成果の出し方などなかなかスマートな解決策や思考法が多く、プライベートでの振る舞い方なども参考になった。
ただトップダウンで開発案件が降りてくるような職場だと、そりゃそれが理想だけど、、、のように感じる部分もあった。
※もちろん、批判の文化など自分個人でなんとかなる部分は実践すべき
また、イケイケな会社にいる前提のtipsが多かったようにも思う。
※そもそもメンバー全員がCSの基礎があることが前提なんだろうか
そのため、もしJTCやSES勤務でしんどくて、本書に書いてあるTipsが通用しないと思ったら、まずは「なぜあなたの仕事は終わらないのか」を勧める。
どん詰まり状態から改善を繰り返してくtipsが細かに書いてある。
その後で「世界一流エンジニアの思考法」を読むといいかも。
※結局、あくまで一意見なので、内容が刺さりそうな方から読んでね
【読書】なぜあなたの仕事は終わらないのか
概要
会社から求められる動きが若干マネジメントよりになってきたこともあって、まずは自分の仕事を早くさばけるようになりたい、との思いから下記の本を購入。
なぜ、あなたの仕事は終わらないのか | 中島聡 |本 | 通販 | Amazon
色々と使えそうな部分があったため、メモ。
※読み切ったのは5日前なので、色々と記憶があやふやな部分があります。
感想
締め切りを守らない天才より、締切を守る天才
直前になって終わりません、は自分もよくやったんだよな〜とその度に上司の青ざめた顔を思い出した。
これは何も徹夜して終わらせろ、という意味ではなく、10日の仕事は2日で8割終わらせる(つもり)でそのタスクの見積もりをする、のが良いという考えだった。
特に自分は不確実性の高いタスクについて調査しまくってしまう傾向があり、とにかくやってみる、というのも見積もりの一つと捉えるといいかも。
もし最初の2日で8割終わらなかったらタスクの締切調整を上司に連絡する、というのも上司目線では重宝される部下だよな〜と思った。
これはアジャイルの「早く失敗する」の考えそのものに思えた。
すべての仕事はやり直しになる
自分もPRなども完璧を目指しすぎるあまり、時間をかけすぎてしまう傾向があるんだよな〜。
でも前前職の上司は完璧主義でほんとめんどくさかったなあ、、そういうときはどうすればよかったんだろう(組織風土も多分に影響してそう) (自分は結局すぐ転職したけど)
午前中に一日の仕事の8割を終わらせる
これも大事。
自分も残業するし午前中はダラダラ仕事するか、、、なんて愚の骨頂な考えに囚われそうになるが、やっぱり午前中のほうが集中力も段違いだし、そっちのほうが効率いいに決まってるよね。
じゃあ午後はなにをするのかというと、前述のやり直しになった仕事の完成度を上げる時間や、自分のやりたい仕事に使うのが良い、というのもなるほどなと腑に落ちた。
勉強のための勉強はするな
自分は、俺ってこんなに勉強してるんだぜムーブをかましまくってる。ただそれの目的がないってのも結構やりがち、、、(そして大抵続かない)。
集中しなきゃいけない仕事なんかするな
好きなことに対しては勝手にやるし勝手に集中して続けられる。
でもそのような「好きなこと」を見つけるにもやっぱりインプット(勉強、すごい人と話す、とりあえずやってみる)は必要だよね。
著者は高学歴だし。
でも本書を読んでもどうせ内容は覚えてないんでしょ?
はい、そうです。
でも筆者が 絶対にやるべきは「寝る前に明日のタスクリストを作る」の一点だけは実践してほしい、人生を変えたいなら、 と断言しています。
でも寝る直前に仕事のこと考えたらストレスで寝れないんだが、、、と思ったりもしたが、寝る前とは退勤前でもいいよな?と拡大解釈すれば簡単に実践できそう。
まとめ
著者が天才すぎて一般人の実践は無理なんだが、、、と思った部分もあったが大部分は凡人でも実践できそうな考え方も多く、ためになる本だった。
以上。
【読書ノート】システム設計のセオリー を読んだ
社内で求められる動きがマネジメント?っぽい役割になってきたので設計のやり方等を俯瞰すべく下記の積読を消化。
仕事で色々あって2ヶ月かかったが、通読できたのでメモ。
概要
エンタープライズ系の硬めのシステムを中心に、ウォーターフォール開発のシステム設計について全体を俯瞰できる本。
自分はコーディングやリファクタなど、いわゆる後工程に携わってきた人間なので、要求分析などの知識不足を痛感していた。
この本を読めば伝統的なウォーターフォール開発でやることはリストアップされ、タスクの解像度が上がるはず。
それぞれの工程は前後でトレースできることが徹底されているため、複雑で手がつけられなくなった既存システムの仕様解析なども対応できる。
対象読者はIT業界3年目程度と思われる。
読み方
前半は「情報システムの使命」などかなり大事な考え方が書いてあるため一旦前半を読んだ後、設計の進み具合に応じて対応する章(データ設計, プロセス設計など)を読めば良さそう。
ぶっちゃけ1章を読んでおけば後は必要に応じて、という感じ。
参考に読書時のメモは下記。
終わりに
自分が関わったPJではアジャイルだからと、あまり設計せずに突き進んで後で痛い目を見る、、、なんてことがあったような、、、
若干古い本だが、積読を掘り起こした甲斐はあったと思います(毎度偉そうにすいません)
Vue Fes Japan 2023に参加しました
概要
半年ほど前から、仕事でVue3を触っているため最新の動向をキャッチアップ & Vueへのモチベ向上を狙って東海地方から参加しました。
会場の様子
全体を通しての感想
※各セッションに対する感想はアーカイブや公開された資料に説明を託します。(アーカイブ動画も公開予定だそうです)
OSSトップランナーはやっぱりすごい
今回はVue作者のEvan You氏が来日し、Vue Fesのトップを飾った。もちろんセッションは英語であるが、同時通訳もあるので言語の障壁はなさそう。 (またNuxtの作者やコアコントリビューターも来日していた。)
彼らの話を聞いて感じたのは、VueやNuxtについて、誰よりもFWの方向性について考えリーダーシップを発揮していること。 その上でコミュニティと協調 & 盛り上げるという、自分なら想像もできないような離れ業を日々実践しているのだなと感じた。
何かと風当たりの強いVue, Nuxtではあるが、自分がそれらの機能に不満を持つとすれば、彼らが考え抜いたFWの思想を汲み取れてないだけなのかも。
有料イベントはそれに見合う価値がある
今回は懇親会なしのチケットで8000円だったが、FW作者のセッション、同時通訳、昼食やドリンクの支給(どらやきはノベルティのはず)、昨今の経済事情などを考えるとそれに見合う価値があると感じた。 また各セッションも全体的にレベルが高く感じた。(ひよっこが偉そうにすいません)
自分は有料チケットのカンファレンスは初めてだったので料金の支払いに抵抗があったが、結果満足の行く形になった。
リアルイベントはリモートワーカーのモチベ向上に効く (多分
自分はフルリモートワーカーのため、ずっと自室に閉じこもりコードを書いている。
そのため最近はコードを書くことに対するモチベの低下を如実に感じていた。 しかし、家の外を飛び出し自分よりレベルの高い人の話を聞くと、自然にリモートワークの淡々とした日常に変化が生まれ、業務へのモチベーションにもなりやすかった(はず多分)。
まとめ
- Vue Fes Japan 2023 面白かった、来年も是非いきたい。
- 次はプロポーザル通すとか何かしらの貢献とか受け身でなく能動的なアクションも取りたい。
- フロントエンド領域の知識不足を自覚できたので、キャッチアップ頑張りたい。
- 運営の方々、本当にお疲れ様でした。
PHPカンファレンス2023にLTで登壇しました。
表題の通り、PHPカンファレンス2023にLTで登壇してきました。
振り返り
- プロポーザルを初めて出したが、通していただいた。
- 登壇したことのない人は選考で優遇されてるかも?
- 大きめのカンファレンスに初めて登壇することもあり、他のセッションを見る気持ちの余裕がなかった。
- 懇親会では話しかけたり、話しかけていただいたり、ネットでは出来ない()話もできてよかった。
- あったことはないが一方的に尊敬している方にも実際に話すことができた。
- 台本通りを意識するあまり、朗読会になってしまった感がある。
- ただ5分の制約かつ初登壇で台本なしは怖いので、そこはトレードオフなのかなと思った。
- こればっかりは数こなすしかないかも。
- ただ5分の制約かつ初登壇で台本なしは怖いので、そこはトレードオフなのかなと思った。
- 自分は東京から離れた場所にいるので、土日で技術に触れる時間は基本一人。
- 東京に出て、信じられないほど技術のあるエンジニアの話を聞いたり、頑張っている他社さんの話を聞くのはかなりモチベーションに効く。
- 同時に現状に危機感を覚える。
- 2~300人の方に5分だけでも自分の話聞いて貰う機会なんてあんまない(経験値は格段に上がる(まあ失敗もするんだけど))
- 次は25分トークやってみたいぞ
結論
技術カンファレンスは行った方がいい。
プロポーザルはとりあえずでも出した方がいい。
※偉そうに言っといて自分ができてないんだけど、これからやっていきたい。